運用者がお守りをすべきシステムは日々複雑化しています。アプリケーションの構造は複雑化し、頻繁なアップデートも相まって、システムのことを理解することは難しくなる一方です。
このようなシステムの運用・保守においては、経験や勘ではなく、システムの適切な状況把握とその事実に基づくアクションがより重要になるでしょう。
本発表では、国立情報学研究所で進めているJupyter Notebookを使った「試行錯誤を許容する運用」を例に、運用者がシステムを深く触って理解しながら、運用を行う営みについてご紹介します。